太陽の光に染まって白金色だった空が、序々にブルーで覆われていく。
緑色だった高い木々が、黒い影となって、ブルーの背景にくっきりシルエットを描き、風で葉が揺れているのまで見える。そのうちだんだん空のブルーが濃くなって、木々のシルエットとブレンドしていく。
夕暮れ時のこういう光景、この色は、そういえばあちこちで見てきたなあと、今日ふと思った。中でもよく覚えているのは、大学院の古い図書館の窓際の机から見えたこの時間のこの空の色。約8年前になるけど、あのときなかなか進まなかった宿題の読み物や、なんでこんなに読み物ばかりしないといけないんだろうという疑問や、机上の空論に終わってしまわないかという不安や、あー今日も日が暮れた・・・明日の授業までにどこまで読み進められるんだろう(夜は長い!)、等々地球の反対側で頭の中をめぐっていたことが、次々と思い出される。 同時に、あのころ強く願っていた途上国の教育の現場に今こうして身を置いていることに、とてもありがたく感じられた。
Apr 13, 2008
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