教育省が2007-2008年の推定値として出している統計を見ていた。
ブルンジに17ある州ごとの小学校教室の数と児童数である。例えば710が教室の数で、73,518が児童数。全国平均を出すと、児童87人につき、一教室あることになる。
小学校低学年では2部制をとっている学校が多いが、そうすることによって教室の混み具合は解消されるものの、一日の学習時間が3.5時間ときわめて短くなる。また上記は学校に通っている(登録されている)子どものデータで、そうでない推定28万の7~12歳の子どもたちが学校に行き出せたとしても、彼らを受け入れられる教室も、先生の数も、机と椅子も、教科書も足りない。
たかが数字、されど数字。
教育のデータを見始めると目が釘付けになる。
はやく現場に行って、この実状を見て感じ取りたいと思いながら過ごす日々・・・
教育省が出しているデータ。2005-2006年のものが正式な統計としては最も新しい。
これはベルギーの援助を受けて出版された。 現在2006-2007年版を作成しているそう。